









シンガー 職業用足踏みミシン|Singer 103|アンティークミシン|1028
1920年、ドイツ・Wittenberge Prussiaで製造されたSINGER 103のアンティークミシン。
黒いボディにゴールドの装飾が映える、落ち着いた佇まいの職業用足踏みミシンです。
当アトリエにて全分解オーバーホール・レストア・調整を行い、ミシン本体はもちろん、木製部分や鉄脚まで丁寧に再生。アンティークならではの佇まいを大切にしながら、美しく実用できる状態に仕上げています。
🔹 ミシン本体
- 全分解オーバーホール・調整済み
- 消耗部品を必要に応じて新品に交換
- 内部ボックスのグリースを交換
- 旧タイプの釜および周辺部品を新品に交換
- SINGERのロゴは残っていたオリジナル部分を活かし、不足部分を補修
- その他のデカールは当時の意匠に沿って復元
- 多層クリアコーティング仕上げ
釜まわりには旧タイプの部品が取り付けられていたため、釜および周辺部品を新品に交換し、現在市販されている工業用・職業用のボビンケースやボビンをご使用いただけるよう整えています。デカールは、状態良く残っていた「SINGER」ロゴのオリジナル部分をできるだけ活かし、欠けていた部分を補修。その他の装飾は、傷みの見られた部分を下地から整え、当時の意匠に沿って復元しています。
多層クリアコーティングを施し、艶と奥行きのある仕上がりにしています。
垂直全回転釜を備え、レバー操作による返し縫いも可能です。
実用時には現行の標準押さえを装着しています。
オリジナルのSIMANCO製押さえも付属します。
🔹 鉄脚- 全ネジを外して分解
- 汚れや錆を除去後、防錆処理・再塗装
- アンティークゴールドで「SINGER」ロゴを復元
- クリアコーティング仕上げ
左脚にはキャスターが付いているため、右側を少し持ち上げることで移動できます。
🔹 木製部分- 各パーツを分解し、傷んだ箇所を補修
- 古いニスを剥離
- 傷みの大きかった天板は、突板を張り替えずオリジナルを活かして補修
- 研磨・着色・ニス塗りを実施
- 劣化していたネジは新品に交換済み
木製天板は、長年にわたり使い込まれたことによる傷みが大きく見られましたが、今回は突板を張り替えず、できる限りオリジナルの木部を残しながら丁寧に補修しています。使い込まれたことで生じた凹みや痕跡の一部は残っていますが、長い年月を経たアンティークならではの味わいとしてお楽しみいただける状態に仕上げています。
掲載している試し縫い画像では、下記の針と糸を使用しています。
シーチング
- 針:DB×1 #11
- 糸:60番
デニム2枚 → 4枚
- 針:DB×1 #16
- 糸:20番
レザー2枚
- 針:DB×F2 #18
- 糸:20番
✦アタッチメントなどを交換することで素材や縫製内容に応じて、さらに用途の幅を広げることもできます。
- 新品交換済み革ベルト
- 針
- ボビン
- ボビンケース
- オリジナルSIMANCO製押さえ
- 鍵
- ミシンオイル
- マイナスドライバー
- 取扱説明書のコピー
- 和訳済み取扱説明書
基本操作をご説明した動画もご案内可能です。
- 天板
W87cm × D42cm
(拡張時 W112cm × D42cm)
- 脚
W71cm × D47cm
- 高さ
75cm(天板まで)
100cm(ミシン本体含む)
- 天板
本品はレストア・オーバーホールを施したアンティーク品です。
全体的に美しく復元しておりますが、長い年月を経た品のため、新品とは異なり、通常使用に支障のない傷や歪み、経年の痕跡が残る場合がございます。
また、あえて古い品ならではの風合いを残している箇所もございますので、アンティークの特性としてご理解ください。
丁寧な手仕事で復元した、新品にはない佇まいと風合いをお楽しみいただけましたら幸いです。
追加画像も掲載しておりますので、状態についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。