









Singer 103 |シンガー 職業用ミシン|アンティークミシン|1027
1913年、ドイツ・Wittenberge Prussiaで製造されたSINGER 103のアンティークミシン。
華やかなアカンサス模様が印象的な、垂直全回転釜を備えた職業用足踏みミシンです。
当アトリエにて全分解オーバーホール・レストア・調整を行い、ミシン本体はもちろん、木製部分や鉄脚まで丁寧に再生。アンティークならではの佇まいを大切にしながら、美しく実用できる状態に仕上げています。
🔹 ミシン本体
- 全分解オーバーホール・調整済み
- 消耗部品を必要に応じて新品に交換
- 内部ボックスのグリースを交換
- 古い塗装を剥離し、下地から再塗装
- アカンサス模様のデカールを当時の意匠に沿って復元
- 多層クリアコーティング仕上げ
レストア前はベッド部分の塗装剥がれが大きく、デカールもほとんど残っていない状態でした。
古い塗装を剥離して下地から整え、金彩のアカンサス模様を復元。多層クリアコーティングを施し、艶と奥行きのある仕上がりにしています
ボビンケース・ボビン・針は、現在市販されている工業用・職業用のものをご使用いただけます。
垂直全回転釜を備え、レバー操作による返し縫いも可能です。
実用時には現行の標準押さえを装着しています。
オリジナルのSIMANCO製押さえも付属します。
🔹 鉄脚
- 全ネジを外して分解
- 汚れや錆を除去後、防錆処理・再塗装
- アンティークゴールドで「SINGER」ロゴを復元
- クリアコーティング仕上げ
左脚にはキャスターが付いているため、右側を少し持ち上げることで移動できます。
🔹 木製部分
- 各パーツを分解し、傷んだ箇所を補修
- 古いニスを剥離し、傷みの大きかった表面の突板を張り替え
- 研磨・着色・ニス塗りを実施
- 劣化していたネジは新品に交換済み
木部は、アンティークらしい風合いを残しながら、深みのある艶と重厚な質感に仕上げています。
傷みの大きかった表面の突板も張り替えているため、大きな凹凸もなく、気持ちよくお使いいただける状態です。
掲載している試し縫い画像では、下記の針と糸を使用しています。
シーチング
- 針:DB×1 #11
- 糸:60番
デニム2枚 → 4枚
- 針:DB×1 #16
- 糸:20番
レザー2枚
- 針:DB×F2 #18
- 糸:20番
✦アタッチメントなどを交換することで素材や縫製内容に応じて、さらに用途の幅を広げることもできます。
- 新品交換済み革ベルト
- 針
- ボビン
- ボビンケース
- オリジナルSIMANCO製押さえ
- 鍵
- ミシンオイル
- マイナスドライバー
- 取扱説明書のコピー
- 和訳済み取扱説明書
基本操作をご説明した動画もご案内可能です。
- 天板
W88cm × D41cm
(拡張時 W112cm × D41cm)
- 脚
W71cm × D47cm
- 高さ
75cm(天板まで)
100cm(ミシン本体含む)
- 天板
本品はレストア・オーバーホールを施したアンティーク品です。
全体的に美しく復元しておりますが、長い年月を経た品のため、新品とは異なり、通常使用に支障のない傷や歪み、経年の痕跡が残る場合がございます。
また、あえて古い品ならではの風合いを残している箇所もございますので、アンティークの特性としてご理解ください。
丁寧な手仕事で復元した、新品にはない佇まいと風合いをお楽しみいただけましたら幸いです。
追加画像も掲載しておりますので、状態についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。